Japanese
English
臨床報告・1
胸骨骨髄炎腐骨除去後に大網充塡,大胸筋弁で再建した1例
A case report of omental flap and major pectoralis muscle flap after sternotomy
鈴木 良典
1
,
河村 進
1
,
山下 素弘
2
,
末久 弘
2
Yoshinori SUZUKI
1
1国立病院機構四国がんセンター形成外科
2国立病院機構四国がんセンター外科
キーワード:
胸骨骨髄炎
,
再建
,
大網
,
大胸筋弁
Keyword:
胸骨骨髄炎
,
再建
,
大網
,
大胸筋弁
pp.851-854
発行日 2009年6月20日
Published Date 2009/6/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407102607
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はじめに
胸骨骨髄炎は開心術後の0.5~8.4%に発症する合併症で,難治性の潰瘍を形成し,致死率は8.1~14.8%と報告されている1).今回われわれは,胸骨正中切開による両側肺部分切除術後に胸骨骨髄炎となった症例に対し,大網充塡,大胸筋弁で再建し治癒した症例を経験したので若干の考察を加えて報告する.
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