Japanese
English
臨床報告
胸骨正中切開手術後に発生した胸骨骨髄炎の大胸筋弁充填術による1治験例
Treatment of post-sternotomy osteomyelitis using pectoral muscle flaps
山下 和城
1
,
伊達 洋至
1
,
安藤 陽夫
1
,
清水 信義
1
,
寺本 滋
1
Kazuki YAMASHITA
1
1岡山大学医学部第2外科
pp.1509-1512
発行日 1992年11月20日
Published Date 1992/11/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407901045
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はじめに
胸骨正中切開手術にまれに発生する胸骨骨髄炎は非常に難治性の合併症である.われわれは広範囲浸潤型胸腺腫に対し,放射線療法を施行したのち,胸骨正中切開により腫瘍摘出術を施行した.手術後に胸骨骨髄炎を起こしたが,大胸筋弁充填術を施行し治癒させることができたので報告する.
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