Japanese
English
特集 炎症性腸疾患外科治療のcontroversy
〔潰瘍性大腸炎に対する最適な外科治療とは?〕
J型回腸囊かW型回腸囊か
Which is better for reconstruction of proctocolectomy,J-pouch or W-pouch?
飯合 恒夫
1
,
亀山 仁史
1
,
野上 仁
1
,
川原 聖佳子
1
,
谷 達夫
1
,
畠山 勝義
1
Tsuneo IIAI
1
1新潟大学大学院医歯学総合研究科消化器・一般外科
キーワード:
回腸囊肛門(管)吻合術
,
J型回腸囊
,
W型回腸囊
Keyword:
回腸囊肛門(管)吻合術
,
J型回腸囊
,
W型回腸囊
pp.623-628
発行日 2009年5月20日
Published Date 2009/5/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407102558
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要旨:潰瘍性大腸炎(ulcerative colitis:UC)や家族性大腸腺腫症(familial adenomatous polyposis:FAP)に対する大腸全摘,回腸囊肛門(管)吻合術に用いられる回腸囊の形状はS型,J型,W型,H型,K型など様々報告されてきたが,排便機能は側端吻合となるJ型とW型が良好であると言われている.W型は容量を大きくして排便回数を少なくすることを目的に作られた回腸囊であるが,J型との比較試験においてその差は小さく作製にも手間がかかるため,現在はほとんどの施設でJ型回腸囊が用いられている.
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