Japanese
English
臨床報告・1
術前に診断し得た早期胆囊管癌の1切除例
A case of preoperatively diagnosed early cystic-duct carcinoma
藤川 貴久
1
,
田中 明
1
,
安部 俊弘
1
,
吉本 裕紀
1
,
田中 宏和
1
,
兼清 信介
1
,
多田 誠一郎
1
,
松本 好晴
1
Takahisa FUJIKAWA
1
1社会保険小倉記念病院外科
キーワード:
早期胆囊管癌
,
術前診断
,
MDCT
Keyword:
早期胆囊管癌
,
術前診断
,
MDCT
pp.559-563
発行日 2009年4月20日
Published Date 2009/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407102548
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
はじめに
原発性胆囊管癌は比較的稀な疾患であり,胆囊結石症や胆囊炎と診断された手術後に確定診断に至ることが多く,正しい術前診断は困難とされている.今回,われわれは心窩部痛にて発症し,MRI,MDCT検査およびERCPにて診断し外科的に切除し得た早期胆囊管癌症例を経験したので,若干の文献的考察を加えて報告する.
Copyright © 2009, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.