Japanese
English
臨床報告
術前に診断し腹腔鏡下胆囊摘出術を施行した小児胆囊捻転症の1例
Pediatric gallbladder volvulus diagnosed preoperatively using ultrasonography and operated on laparoscopically
大嶋 俊範
1
,
原田 洋明
2
,
森埼 哲郎
1
,
服部 希世
3
,
木村 正美
1
,
岐部 明廣
4
Toshinori OHSHIMA
1
1健康保険人吉総合病院外科
2国立病院機構呉医療センター外科
3健康保険人吉総合病院小児科
4外山胃腸病院
キーワード:
胆囊捻転症
,
小児
,
腹腔鏡下胆囊摘出術
,
術前診断
Keyword:
胆囊捻転症
,
小児
,
腹腔鏡下胆囊摘出術
,
術前診断
pp.285-289
発行日 2010年2月20日
Published Date 2010/2/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407102979
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はじめに
胆囊捻転症は比較的稀な疾患で高齢女性に多く1),小児ではきわめて稀である2).また術前診断が困難なため,急性腹症として開腹手術が行われることが多い.今回われわれは,腹部超音波検査と造影CTにより小児の胆囊捻転症を術前診断し,腹腔鏡下胆囊摘出術を施行して早期退院が可能となった症例を経験したので報告する.
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