Japanese
English
臨床報告・1
広範囲腰部動静脈奇形に対して塞栓硬化療法が著効した1例
A case of arteriovenous malformation treated by lumbar embosclerosis
石賀 充典
1
,
森田 一郎
1
,
木下 真一郎
1
,
光野 正人
1
Mitsunori ISHIGA
1
1川崎医科大学附属川崎病院外科
キーワード:
腰部動静脈奇形
,
塞栓硬化療法
Keyword:
腰部動静脈奇形
,
塞栓硬化療法
pp.527-530
発行日 2009年4月20日
Published Date 2009/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407102540
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はじめに
動静脈奇形とは,正常毛細血管床を介して動脈から静脈へ還流する経路の先天的な異常で,動脈から静脈への還流経路がnidusと称される蛇行した異常血管により交通し,動脈から静脈への還流速度が速く,動静脈シャントを形成する疾患である1).
今回われわれは,広範囲な腰部動静脈奇形に対して塞栓硬化療法を施行し,良好な経過を得たので報告する.
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