Japanese
English
特集 直腸癌治療―最近の進歩と動向
下部直腸進行癌に対する術前照射療法の治療成績
Preoperative radiotherapy and chemoradiotherapy in lower rectal cancer
齋藤 典男
1
,
伊藤 雅昭
1
,
杉藤 正典
1
,
小林 昭広
1
,
西澤 雄介
1
,
米山 泰生
1
,
西澤 祐吏
1
,
皆川 のぞみ
1
Norio SAITO
1
1国立がんセンター東病院大腸骨盤外科
キーワード:
下部直腸進行癌
,
術前化学放射線療法
,
intersphincteric resection
,
局所コントロール
,
術後肛門機能
Keyword:
下部直腸進行癌
,
術前化学放射線療法
,
intersphincteric resection
,
局所コントロール
,
術後肛門機能
pp.317-324
発行日 2009年3月20日
Published Date 2009/3/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407102494
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要旨:下部直腸癌に対する補助療法としての術前化学放射線療法の近年の動向から,本治療法の現状と問題点について検討した.また,最近の究極的肛門温存手術(intersphincteric resection:ISR)に補助療法として用いた術前化学放射線併用例について,その成績を紹介した.これらの結果から,いずれの補助療法群でも局所コントロールの改善を認めたが,解決すべき様々な問題点も明らかとなった.
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