病院めぐり
川内市医師会立市民病院外科
北薗 巌
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1川内市医師会立市民病院外科
pp.208
発行日 2009年2月20日
Published Date 2009/2/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407102469
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当院は地域医療支援病院として1993年に設立された,急性期疾患を中心とした病院です.現在は病床数224床,常勤医師24名であり,川薩医療圏(人口10万人)の中核病院として機能しています.薩摩半島の北西部に位置しており,九州三大河川の1つである川内川を中心とした薩摩川内市にあります.薩摩川内市は,東シナ海に面した変化に富む白砂青松の海岸線,藺牟田池をはじめとするみどり豊かな山々や湖,地形の変化の美しい甑島,各地の温泉など多種多様な自然環境を有しており,年中行事も九州屈指の規模を誇る「川内川花火大会」や四百年を超える歴史のある「川内大綱引」,約5,000人の踊り手が練り歩く「川内はんやまつり」など,夏から秋にかけて多くの祭りが開催されています.特産品の1つである焼酎では,全国的に話題になりなかなか入手できないという「村尾」や,広く親しまれている「五代」,「蔵の神」,「鉄幹」の蔵元があります.
当院の外科は院長を中心とした常勤5名,非常勤2名の体制で診療を行っています.外来,手術,病棟,救急対応など,忙しくともうまく仕事を分担して日々の診療をこなしています.手術日以外の午後には術前カンファランスや回診などを行っていますが,なぜか待機手術とは別に緊急処置を要することが多く,なかなかゆっくりできません.
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