病院めぐり
健生会土庫病院奈良大腸肛門病センター
稲次 直樹
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1健生会土庫病院奈良大腸肛門病センター
pp.1399
発行日 2008年10月20日
Published Date 2008/10/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407102293
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当院は奈良県大和高田市にある199床の中小病院である.大和高田市は奈良県の中西部に位置し,西に金剛・葛城・二上山,東に「国のまほろば」と詠われた明日香村や藤原京跡,北に世界文化遺産の日本最古の木造建築である法隆寺などがあり,中和地域の中核都市である.
当院は1955年の開設以来,内科が主な病院で,草創期から地域医療に力を入れ,往診や訪問看護にも取り組んできた.病院が大きな転機を迎えたのは1988年に当センターを開設したことである.常勤医2名で開始したセンターも,今では8人の常勤医師がチームとして外来診療,内視鏡検査,手術などを積極的に行っている.センターの発展とともに診療圏は大きく広がり,今日に至っている.
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