Japanese
English
臨床研究
急性虫垂炎は気象病なのか?
Is appendicitis a meteoropathy?
間遠 一成
1
,
増田 英樹
1
,
石井 敬基
1
,
間崎 武郎
1
,
高山 忠利
1
Kazunari MADO
1
1日本大学医学部消化器外科
キーワード:
急性虫垂炎
,
気象
,
気象病
,
白血球
Keyword:
急性虫垂炎
,
気象
,
気象病
,
白血球
pp.1267-1269
発行日 2008年9月20日
Published Date 2008/9/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407102267
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はじめに・目的
急性虫垂炎と気象の関係は古くから指摘されてきた.1931年にde Rudder1)はリウマチや心筋梗塞などを気象病としたほか,急性虫垂炎と気象との関係を確からしいと述べた(表1)2).虫垂炎と気圧の関係は1993年に福田3)が発表し,以後の文献4~7)とともにテレビや新聞で報道され,ときに定説のように語られてきたが,その後の研究報告はない.本稿ではその再評価を行う.
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