Japanese
English
臨床報告
完全内臓逆位症における腹腔鏡下胆囊摘出術の1例
Laparoscopic cholecystectomy in a patient with situs inversus totalis
森田 圭介
1
,
井原 司
1
,
中本 充洋
1
,
児玉 孝仁
1
,
野口 純也
1
,
岡部 正之
1
Keisuke MORITA
1
1筑豊労災病院外科
キーワード:
内臓逆位症
,
腹腔鏡下胆囊摘出術
Keyword:
内臓逆位症
,
腹腔鏡下胆囊摘出術
pp.1005-1008
発行日 2008年7月20日
Published Date 2008/7/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407102207
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はじめに
完全内臓逆位症は胸腹部の内臓が正常位に対して左右反転し,鏡面関係をとる稀な発生異常であり,頻度は5,000~10,000人に1人と言われている1).
今回,われわれは完全内臓逆位症における腹腔鏡下胆囊摘出術(laparoscopic cholecystectomy:以下,LSC)を施行した1例を経験したので,若干の文献的考察を加えて報告する.
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