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特集 肝・胆・膵領域における腹腔鏡下手術の最前線
胆道領域
総胆管結石に対する腹腔鏡下手術
Laparoscopic treatment of common bile duct stones
鈴木 憲次
1
,
照屋 史子
1
,
野澤 雅之
1
,
東 幸宏
1
,
岡本 和哉
1
,
山下 公裕
1
,
川辺 昭浩
1
,
木村 泰三
1
Kenji SUZUKI
1
1富士宮市立病院外科
キーワード:
総胆管結石症
,
腹腔鏡下総胆管結石切石術
,
総胆管切開法
,
経胆囊管法
Keyword:
総胆管結石症
,
腹腔鏡下総胆管結石切石術
,
総胆管切開法
,
経胆囊管法
pp.791-795
発行日 2008年6月20日
Published Date 2008/6/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407102156
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要旨:総胆管結石に対する腹腔鏡下手術について説明する.ガイドラインに従い,自施設の合併症発生率などについて十分なインフォームド・コンセントを行ったのちに治療方針(手術術式)を決定すべきである.術式としては総胆管切開法,経胆囊管法に分けられる.切石後の状況をもとに総胆管一期的縫合法,Tチューブ留置法,Cチューブ留置法,胆囊管閉鎖法のなかから適切な方法を選択する.術式ごとにいくつかのコツがあり,各施設において多くの腹腔鏡下切石術を経験し,総胆管結石症に対する治療選択の1つとして認識されるようになることを期待する.
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