Japanese
English
臨床報告
術前に診断し得た多発胃石によるイレウスの1例
A case of small bowel obstruction due to multiple bezoars preoperatively diagnosed
盛田 知幸
1
,
亀田 久仁郎
1
,
長嶺 弘太郎
1
,
杉浦 浩朗
1
,
遠藤 和伸
1
,
久保 章
1
Tomoyuki MORITA
1
1横須賀市立市民病院外科
キーワード:
胃石
,
イレウス
,
術前診断
,
多発
,
手術
Keyword:
胃石
,
イレウス
,
術前診断
,
多発
,
手術
pp.563-568
発行日 2008年4月20日
Published Date 2008/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407102112
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はじめに
胃石の落下によるイレウスは稀で術前診断が困難なことが多く1),複数の胃石が繰り返し落下し,再手術を要した例も報告されている1,2).
今回,われわれは小腸造影およびMRIで2個の胃石を認め,術前に胃石の多発を診断し得た落下胃石によるイレウスの症例を経験したので,診断を中心に検討を加えて報告する.
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