Japanese
English
臨床報告・1
マンモトーム生検を行った乳腺石灰乳石灰化の1例
Milk of calcium in breast microcysts biopsied with vacuum-assisted biopsy probe
山口 敏之
1
,
山下 重幸
1
,
花村 徹
1
,
高田 学
1
,
小松 信男
1
,
橋本 晋一
1
Toshiyuki YAMAGUCHI
1
1小諸厚生総合病院外科
キーワード:
石灰乳石灰化
,
マンモトーム生検
,
マンモグラフィ
Keyword:
石灰乳石灰化
,
マンモトーム生検
,
マンモグラフィ
pp.143-146
発行日 2008年1月20日
Published Date 2008/1/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407102020
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はじめに
乳腺石灰乳石灰化とは乳腺囊胞内に析出・沈澱したカルシウムによる石灰化である1).マンモグラフィ上で石灰乳石灰化を正確に認識することの意義は,生検を含めたそれ以上の不必要な検査や経過観察を省略できることにあるが2),典型的なX線所見を示さない石灰乳も少なくない3).
今回,われわれは乳腺石灰乳石灰化症例に対して吸引式乳房組織生検(vacuum-assisted core needle biopsy:以下,マンモトーム生検)を行う機会を得たので,若干の考察を加え報告する.
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