Japanese
English
臨床報告・1
冠動脈バイパス術および腹部大動脈瘤手術を施行した特発性血小板減少性紫斑病(ITP)の1例
Coronary artery bypass grafting and graft replacement for abdominal aortic aneurysm in a patient with idiopathic thrombocytopenic purpura
岩橋 和彦
1
,
趙 千佳
1
,
岩崎 倫明
1
,
神田 裕史
1
Kazuhiko IWAHASHI
1
1大阪府済生会中津病院心臓血管外科呼吸器外科
キーワード:
特発性血小板減少性紫斑病
,
冠動脈バイパス術
,
腹部大動脈瘤
Keyword:
特発性血小板減少性紫斑病
,
冠動脈バイパス術
,
腹部大動脈瘤
pp.1747-1750
発行日 2007年12月20日
Published Date 2007/12/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407101980
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はじめに
特発性血小板減少性紫斑病(idiopathic thrombocytopenic purpura:ITP)患者においては,出血に対する危惧からmajor surgeryは敬遠されがちであり,特に心大血管手術は出血傾向となりやすいためにその報告は少ない.
今回,われわれはITP患者において狭心症に対し冠動脈バイパス術を施行し,ついで腹部大動脈瘤に対し人工血管置換術を行って良好な結果を得たので報告する.
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