Japanese
English
臨床研究
特発性血小板減少性紫斑病に対する摘脾術の効果
Splenectomy for idiopathic thrombocytopenic purpura
田中 恒夫
1
,
真次 康弘
1
,
小出 圭
1
,
三浦 義夫
1
,
市場 康之
1
,
土肥 雪彦
1
Tsuneo TANAKA
1
1広島大学医学部第2外科
キーワード:
特発性血小板減少性紫斑病
,
摘脾術
Keyword:
特発性血小板減少性紫斑病
,
摘脾術
pp.489-491
発行日 1996年4月20日
Published Date 1996/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407902269
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
はじめに
特発性血小板減少性紫斑病(idiopathic throm-bocytopenic purpura:ITP)に対する摘脾術は70〜80%に効果が認められており1-8),有効な治療法の1つとして確立されている.しかし,術前にその効果を予測することは現在でも困難であり,手術適応を決める際の問題点の1つである.筆者らは,当科におけるITPに対する摘脾症例について,特にその術前における摘脾の効果の予測について検討し,スコアー化を試みたので報告する.
Copyright © 1996, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.