Japanese
English
臨床報告・1
保存的治療を施行した腹腔内遊離ガスを伴う特発性小腸腸管囊腫様気腫症の1例
A case of idiopathic pneumatosis cystoides intestinalis with intraabdominal free air that resolved with conservative treatment
正畠 和典
1
,
水島 恒和
1
,
位藤 俊一
1
,
水野 均
1
,
宇田津 有子
1
,
岩瀬 和裕
1
Kazunori MASAHATA
1
1りんくう総合医療センター市立泉佐野病院外科
キーワード:
腸管囊腫様気腫症
,
腹腔内遊離ガス
,
小腸
Keyword:
腸管囊腫様気腫症
,
腹腔内遊離ガス
,
小腸
pp.1443-1445
発行日 2007年10月20日
Published Date 2007/10/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407101872
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はじめに
腸管囊腫様気腫症(pneumatosis cystoides intestinalis:以下,PCI)は,消化管壁内の含気性囊胞を特徴とする比較的稀な疾患である1).時に腹腔内遊離ガスを呈する場合があり,緊急手術の対象として臨床的に問題となる.
今回,われわれは腹腔内遊離ガスを認めたが,保存的治療により軽快したPCI症例を経験したので,文献的考察を加えて報告する.
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