Japanese
English
臨床報告・1
保存的治療後に緊急手術を施行した門脈ガス血症の1例
A case of portal venous gas treated by emergency operation after consarvative therapy
野田 顕義
1
,
櫻井 丈
1
,
諏訪 敏之
1
,
榎本 武治
1
,
中野 浩
1
,
大坪 毅人
1
Akiyoshi NODA
1
1聖マリアンナ医科大学消化器・一般外科
キーワード:
門脈ガス血症
,
絞扼性イレウス
,
急性腹症
Keyword:
門脈ガス血症
,
絞扼性イレウス
,
急性腹症
pp.1287-1290
発行日 2007年9月20日
Published Date 2007/9/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407101838
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はじめに
門脈ガス血症(portal venous gas:以下,PVG)の多くは腸管壊死に合併し,予後不良の病態とされている1).最近では保存的治療によって軽快する症例も報告されており,初期治療の判断が必要とされる.
今回,保存的治療後に緊急手術を施行した門脈ガス血症の1例を経験したので,若干の文献的考察を加え報告する.
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