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特集 乳癌の治療戦略―エビデンスとガイドラインの使い方
補助化学療法
Systemic adjuvant therapy of breast cancer
多田 寛
1
,
石田 孝宣
2
,
大内 憲明
2
Hiroshi TADA
1
1宮城県立がんセンター乳腺科
2東北大学大学院医学系研究科外科病態学講座腫瘍外科学分野
キーワード:
乳癌
,
薬物療法
,
化学療法
,
EBM
Keyword:
乳癌
,
薬物療法
,
化学療法
,
EBM
pp.887-891
発行日 2007年7月20日
Published Date 2007/7/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407101725
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要旨:エビデンスに基づいた医療を実践するに際し,その時点での最良の医療を効率的かつ効果的に提供することを支援する目的で診療ガイドラインの存在は重要である.乳癌の術後化学療法においてもSt. Gallenコンセンサスや日本乳癌学会編「乳癌診療ガイドライン 薬物療法」,NCCNの乳癌ガイドラインなどの診療ガイドラインが多く活用されている.実際の医療現場では,これらのガイドラインを十分に理解したうえで,それぞれの治療法のベネフィットとハーム,患者個々のライフスタイルや希望を考慮した治療方針の選択が望まれる.
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