Japanese
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特集 外来がん化学療法と外科
医療経済からみた外来化学療法
Medical economy of an outpatient treatment systems for cancer therapy
長尾 二郎
1
,
炭山 嘉伸
1
Jiro NAGAO
1
1東邦大学医学部外科学第3講座
キーワード:
化学療法
,
外来がん化学療法
,
医療経済
,
DPC
Keyword:
化学療法
,
外来がん化学療法
,
医療経済
,
DPC
pp.627-630
発行日 2007年5月20日
Published Date 2007/5/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407101681
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要旨:近年,わが国の医療を取り巻く環境は政策的な医療費抑制の流れを避けて通ることはできない状況にある.各医療機関においてはDPCによる入院医療の包括化などの医療保険改革を視野においた在院日数の短縮化による入院治療費の削減対策に迫られている.その一方で,年間総死亡の約31%は悪性新生物であり,年々,増加傾向を示している.今後,がん化学療法の適応となる患者は増加の一途が見込まれる.本稿では,最近の医療経済の観点から外来がん化学療法の現状と問題点について概観する.
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