Japanese
English
特集 外来がん化学療法と外科
外来化学療法におけるチーム医療
Multidisciplinary treatment in outpatient chemotherapy
大野 真司
1
,
山口 博志
1
,
内田 陽子
1
,
中村 吉昭
1
,
片岡 明美
1
,
江崎 泰斗
2
,
大島 彰
3
Shinji OHNO
1
1国立病院機構九州がんセンター乳腺科
2国立病院機構九州がんセンター化学療法科
3国立病院機構九州がんセンターサイコオンコロジー科
キーワード:
外来化学療法
,
チーム医療
,
コミュニケーション
Keyword:
外来化学療法
,
チーム医療
,
コミュニケーション
pp.619-625
発行日 2007年5月20日
Published Date 2007/5/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407101680
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要旨:近年,医療ニーズが「急性期疾患」から「慢性疾患」へ移行し,「患者中心の医療」へ大きく変貌するなかで「チーム医療」が注目されている.外来化学療法では患者の身体面だけでなく,心理的・社会的・倫理的・経済的側面にも配慮した全人的医療が行われる必要があり,患者の満足を目的とした多職種によるチームアプローチが求められている.よりよいチーム医療(multidisciplinary care and treatment)の構築には患者-医療者間および医療者間の良好なコミュニケーションが基本となる.
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