Japanese
English
臨床研究
急性虫垂炎疑診例に対するCT検査の有用性の検討
The clinical value of computed tomography for diagnosis of acute appendicitis
小林 成行
1
,
池田 昭彦
1
,
村上 正和
2
,
清水 康廣
3
,
清水 信義
2
Kobayashi Naruyuki
1
1日立製作所笠戸事業所付属日立病院外科
2岡山大学大学院医歯学総合研究科腫瘍・胸部外科(第2外科)
3広島逓信病院外科
キーワード:
急性虫垂炎
,
CT検査
,
手術適応
Keyword:
急性虫垂炎
,
CT検査
,
手術適応
pp.823-826
発行日 2003年6月20日
Published Date 2003/6/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407101427
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はじめに
急性虫垂炎は外科医にとって最も身近な急性腹症であるが,保存的治療で治癒可能な軽症例であるにもかかわらず,安易に開腹手術を選択されることも決して少なくない1).当科では急性虫垂炎疑診例に対してルーチンにCT検査を施行し,手術適応を判断している.今回,筆者らは過去5年間の治療成績を検討し,CT検査の有用性を確認しえたので報告する.
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