病院めぐり
韮崎市立病院外科
鈴木 修
1
1韮崎市立病院外科
pp.963
発行日 2006年7月20日
Published Date 2006/7/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407100936
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韮崎市はわが国のほぼ中央に位置し,東京から中央自動車道で約2時間,山梨県の北西部に存在する.武田信玄・勝頼で有名な甲斐武田氏発祥の地であり,サッカーの中田英寿選手の母校韮崎高校が存在し,サッカーが盛んな町である.甲斐駒ケ岳から連なる雄大な南アルプス,峻厳にそびえる八ヶ岳,優美な霊峰富士と大自然のパノラマが360度に展開し,日本を代表する美しい山岳景観を誇る自然豊かな町でもある.
当院は昭和23年に韮崎町と近隣の7か村の「国民保険直営峡北組合立病院」として設立され,昭和29年の町村合併によって「韮崎市立病院」と改称し,増改築を行いながら発展した.平成5年からは山梨医科大学(現 山梨大学)から医師を招聘し,同大学と連携しながら医療を行っている.韮崎市の人口は32,240名であるが,近隣する北杜市,小淵沢町,旧 双葉町から構成される峡北地域9万人の中核病院として地域医療を担っており,総病床数は200床で,うち外科系は47床である.
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