Japanese
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特集 術中の出血コントロールと止血のノウハウ
止血剤の使い方
Hemostatic medicines during surgery
松股 孝
1
Takashi MATSUMATA
1
1中津市民病院外科
キーワード:
出血傾向
,
凝固線溶系分子マーカー
,
デスモプレシン(R)
,
ナファモスタット
Keyword:
出血傾向
,
凝固線溶系分子マーカー
,
デスモプレシン(R)
,
ナファモスタット
pp.1403-1408
発行日 2004年11月20日
Published Date 2004/11/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407101075
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要旨:抗凝固剤の服薬歴情報を収集することが術前には重要である.術後はナッハブルーテンの時代から肺血栓塞栓症予防の時代になった.術中の出血コントロールのためには,oozingの防止が重要である.Oozingの防止は手術時間の短縮と輸血の回避につながるが,そのためには,肝機能障害や大型腫瘍などが原因となって術前から存在している凝固線溶活性の異常を把握することが大切である.肝切除術などでは,術中に亢進してくる凝固線溶活性を適切にコントロールする必要がある.デスモプレシン(R)やナファモスタットの有効性を証明し,使用経験を報告した.
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