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特集 消化器外科における非観血的ドレナージ
胆道―閉塞性黄疸,術後胆汁瘻,術後胆管炎
Biliary tract:Obstructive jaundice,biliary fistula,postoperative cholangitis
稲垣 光裕
1
,
石崎 彰
1
,
葛西 眞一
1
Mitsuhiro INAGAKI
1
1旭川医科大学外科学第2講座
キーワード:
閉塞性黄疸
,
胆汁瘻
,
急性胆管炎
Keyword:
閉塞性黄疸
,
胆汁瘻
,
急性胆管炎
pp.929-933
発行日 2006年7月20日
Published Date 2006/7/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407100928
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要旨:急性胆管炎を伴う閉塞性黄疸に対し,内視鏡的経鼻胆道ドレナージが推奨されている.膵・胆道系悪性腫瘍による閉塞性黄疸に対しても内視鏡的胆道ドレナージを施行することが増加しているが,今後は症例ごとに減黄の必要性,期間,方法を再検討する必要がある.術後胆汁瘻・術後胆管炎に関しては,それぞれの病態に対応した治療が必要であり,現在では非観血的治療の手技が向上して良好な成績が報告されている一方で,外科的治療が必要な症例もある.
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