Japanese
English
特集 肛門疾患診断・治療の実際
肛門部悪性腫瘍の診断・治療
Diagnosis and treatment of anorectal malignant tumor
大谷 剛正
1
,
井原 厚
1
,
國場 幸均
1
,
佐藤 武郎
1
,
根本 一彦
1
,
小澤 平太
1
,
中村 隆俊
1
,
渡邊 昌彦
1
Otani Yoshimasa
1
1北里大学医学部外科
キーワード:
肛門癌
,
肛門腫瘍
,
腹腔鏡手術
,
内肛門括約筋切除
Keyword:
肛門癌
,
肛門腫瘍
,
腹腔鏡手術
,
内肛門括約筋切除
pp.1021-1027
発行日 2004年8月20日
Published Date 2004/8/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407100704
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要旨:肛門部の悪性腫瘍の頻度は稀であるが,肉眼型や組織型は多彩である.組織型によっては化学放射線療法のみで良好な予後も期待できるため早期発見と適切な診断が求められる.確定診断後は内科的治療を含めた集学的治療も必要である.手術術式は直腸切断術+永久的人工肛門が一般的であるが,近年,内肛門括約筋切除,結腸肛門吻合を行うことにより自然肛門温存も可能となってきた.
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