Japanese
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特集 肛門疾患診断・治療の実際
肛門疾患診断のコツ・テクニック
Technique and knack of diagnosis of anal diseases
松田 直樹
1
,
武藤 功
2
Matsuda Naoki
1
1松田肛門科医院
2太白さくら病院
キーワード:
肛門診察
,
肛門疾患
,
肛門診察器具
Keyword:
肛門診察
,
肛門疾患
,
肛門診察器具
pp.965-970
発行日 2004年8月20日
Published Date 2004/8/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407100696
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要旨:最近の肛門外科は従来の結紮切除法に加え,痔核の上方環状粘膜切除(PPH法),超音波フックメスによる経皮的粘膜下痔核手術1),ICG法など,そして裂肛にはニトログリセリンやボツリヌス毒素などによる化学的裂肛手術など新しい治療法が行われている.そのため術式の決定に迷いかねない.しかし,どの術式を選ぶにしても,その基となるのはしっかりと順を追った診察と診断であると思う.そこで肛門科医が日常行っている診察・診断法をまず問診に始まり,視診,肛門指診,肛門鏡診の順で詳しく述べる.
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