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特集 肛門疾患診断・治療のコツと実際
肛門疾患診断のコツ・テクニック
Essential practice of proctology diagnosis
高野 正博
1
Masahiro TAKANO
1
1大腸肛門病センター高野病院
キーワード:
肛門疾患
,
肛門疾患の診断
,
肛門疾患の治療
Keyword:
肛門疾患
,
肛門疾患の診断
,
肛門疾患の治療
pp.1323-1330
発行日 2007年10月20日
Published Date 2007/10/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407101845
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要旨:肛門疾患は頻度の高い疾患であるが,これまで学会や一般の評価は低く,なおざりにされてきた疾患である.消化管の出口としての働きは重要であり,正しい病態の把握が大切である.そのためには,良好な環境で診察を行うことが前提である.患者の羞恥心を取り除く工夫が必要で,診察の前に詳しく問診し,視診,指診を十分に行う.また,患者層の高齢化で肛門疾患には直腸肛門障害を伴う場合も増加しているので,機能検査や画像診断を用い,正しい診断に基づいた正しい治療を行わなければならない.
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