Japanese
English
特集 肛門疾患診断・治療の実際
肛門疾患診療に必要な肛門管の解剖と生理
Anatomy and physiology of the anal canal for examination of anal disease
升森 宏次
1
,
丸田 守人
1
,
前田 耕太郎
1
,
岡本 規博
1
,
勝野 秀稔
1
Masumori Koji
1
1藤田保健衛生大学消化器外科
キーワード:
肛門管
,
肛門括約筋
,
肛門挙筋
,
排便機能
Keyword:
肛門管
,
肛門括約筋
,
肛門挙筋
,
排便機能
pp.957-963
発行日 2004年8月20日
Published Date 2004/8/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407100695
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要旨:肛門管は直腸と肛門外口とを結ぶ3~4cmの管状構造であり,種々の疾患が多様に発生する.肛門疾患の診断と手術に際しては肛門管の解剖・生理について熟知しなければならない.肛門管は非常に鋭敏・繊細で,複雑な構造をしているので誤った治療を行うと障害を残してしまう可能性がある.
肛門管の筋組織,組織間隙,血管,リンパ管,神経,排便機能などについて述べた.
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