Japanese
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特集 研修医のための外科基本手技とそのコツ
麻酔法―準備するもの,方法,合併症
Anesthesia
讃岐 美智義
1
Sanuki Michiyoshi
1
1県立広島病院麻酔集中治療科
キーワード:
麻酔法
,
合併症
,
麻酔手技
Keyword:
麻酔法
,
合併症
,
麻酔手技
pp.819-827
発行日 2004年7月20日
Published Date 2004/7/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407100669
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要旨:麻酔は局所麻酔と全身麻酔に大別される.局所麻酔にはいわゆる浸潤麻酔や脊髄くも膜下麻酔,硬膜外麻酔などの区域麻酔がある.手術の程度に応じて麻酔法を選択するが,最近では局所麻酔と全身麻酔を併用する方法も多く行われている.麻酔研修では,正しい麻酔手技を身につけ,各麻酔法の利点や合併症を理解することが大切である.そのうえで,各手術症例の術前合併症や手術侵襲,手術時間,手術体位などを総合的に判断して麻酔を適用する必要がある.本稿では,局所麻酔と全身麻酔について,麻酔研修に役立つポイントを実際の手順を含めて解説した.
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