Japanese
English
臨床報告・1
3D-CTが肝切除に有用であった右側門脈臍部,左側胆囊を伴う肝エキノコックス症の1例
Resection of echinococcosis of the liver with left-sided gallbladder and anomalous intrahepatic portal veinsystem:a case report
舩越 徹
1
,
神山 俊哉
1
,
中川 隆公
1
,
佐藤 直樹
2
,
松下 通明
3
,
藤堂 省
1
Funakoshi Tohru
1
1北海道大学大学院医学研究科消化器外科・一般外科
2北海道大学病院手術部
3北海道大学病院医療技術短期大学部
キーワード:
右側門脈臍部
,
左側胆囊
,
3D-CT
Keyword:
右側門脈臍部
,
左側胆囊
,
3D-CT
pp.743-746
発行日 2004年6月20日
Published Date 2004/6/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407100654
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はじめに
肝内の門脈分岐異常は超音波(US)・CT・血管造影などにより診断が可能であるが,腫瘤性病変による圧排・偏位のあるときにはその評価が困難なことがある.今回,筆者らはボリュームレンダリング法による3D-CT再構築画像7,8)が術前の門脈分岐異常の診断とその術式決定に有用であった肝エキノコックス症の1切除例を経験したので報告する.
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