Japanese
English
臨床報告・1
腹腔鏡下に切除した臍尿膜管遺残症の1例
Laparoscopic excision of an urachal remnant
川口 正春
1
,
嶋田 俊之
1
,
飯野 一郎太
1
,
山崎 将典
1
,
谷口 正美
1
,
松田 巌
1
,
古川 和男
1
Kawaguchi Masaharu
1
1静岡市立清水病院外科
キーワード:
臍尿膜管
,
腹腔鏡下手術
Keyword:
臍尿膜管
,
腹腔鏡下手術
pp.79-82
発行日 2004年1月20日
Published Date 2004/1/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407100525
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はじめに
臍尿膜管遺残症は,胎生期に尿膜管として存在していたものが閉鎖する過程に障害が発生することによって生じた状態である.これは臍炎,腹痛などを繰り返す原因となることがある1).従来の外科治療として下腹部正中切開が施行されてきた.今回,筆者らは腹腔鏡下に切除し得た症例を経験したので,若干の文献的考察を加えて報告する.
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