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特集 最新の手術器械―使いこなすコツを学ぶ
肝切離における超音波吸引装置(CUSATM)の使い方
The knack of handling the CUSATM for liver resection
仲 成幸
1
,
来見 良誠
1
,
川崎 誠康
1
,
塩見 尚礼
1
,
遠藤 善裕
1
,
谷 徹
1
Naka Shigeyuki
1
1滋賀医科大学外科学講座
キーワード:
超音波吸引装置
,
CUSATM
,
肝切除術
,
肝切離
,
超音波振動子
Keyword:
超音波吸引装置
,
CUSATM
,
肝切除術
,
肝切離
,
超音波振動子
pp.443-447
発行日 2006年4月20日
Published Date 2006/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407100410
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要旨:超音波吸引装置は肝切離時に最も多く使用されているサージカルデバイスである.超音波吸引装置を用いた肝切離の特徴は,超音波振動の組織に対する特性を利用して肝切離面に熱を加えることなく,肝実質のみを破砕吸引し肝切離面に肝臓の細かな脈管構造を露出することが可能なことである.超音波吸引装置の構造および超音波振動,洗浄,吸引などの機能を理解したうえで肝切離時の使用方法のコツを学べば,あらゆる肝切除において安全で有効に使用することが可能である.
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