Japanese
English
臨床報告・1
原発性硬化性胆管炎に胆管結石症がみられた1例
Primary sclerosing cholangitis with common bile duct stone : Case report
星野 誠一郎
1
,
山本 稀治
1
,
山下 裕一
1
,
前川 隆文
1
,
白日 高歩
1
Seiichiro HOSHINO
1
1福岡大学医学部第2外科
キーワード:
原発性硬化性胆管炎
,
総胆管結石
,
胆管造影
Keyword:
原発性硬化性胆管炎
,
総胆管結石
,
胆管造影
pp.117-120
発行日 2006年1月20日
Published Date 2006/1/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407100343
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はじめに
硬化性胆管炎は,胆道系手術後などに発症する続発性と誘発原因のない原発性に分けられる1).LaRussoら2)の示した診断基準では胆管結石を認めないものとされているが,硬化性胆管炎による胆汁うっ滞が胆管結石の原因と報告がみられるようになった3).
今回,原発性硬化性胆管炎に総胆管結石症がみられた症例を経験したので,若干の文献的考察を踏まえ報告する.
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