Japanese
English
臨床報告・1
回盲部を内容とし膿瘍を伴う大腿嵌頓ヘルニアの1例
Incarcerated hernia femoral containing the ileoceal region of the intestine and complicated abscess formation : Case report
中山 隆盛
1
,
新谷 恒弘
1
,
白石 好
1
,
森 俊治
1
,
磯部 潔
1
Takamori NAKAYAMA
1
1静岡赤十字病院外科
キーワード:
回盲部
,
膿瘍
,
嵌頓
,
大腿ヘルニア
Keyword:
回盲部
,
膿瘍
,
嵌頓
,
大腿ヘルニア
pp.121-124
発行日 2006年1月20日
Published Date 2006/1/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407100344
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はじめに
大腿ヘルニアは嵌頓を起こしやすく,多産の女性高齢者に多い.また,高齢者はヘルニアを自覚しても放置することが少なくなく,ヘルニアが大きいことが多い.
今回,われわれは回盲部を内容とし膿瘍を伴う大腿嵌頓ヘルニアの1例を経験し,治療方針を決定するうえで貴重な症例と考えられたので報告する.
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