Japanese
English
臨床報告・1
腹部CT検査で偶発的に発見された腸間膜原発悪性リンパ腫の1例
Mesenteric malignant lymphoma detected as an incidental finding by abdominal computed tomography : Case report
茶谷 成
1
,
竹末 芳生
1
,
大毛 宏喜
1
,
香山 茂平
1
,
坂下 充
1
,
末田 泰二郎
1
Naru CHATANI
1
1広島大学大学院病態制御医科学講座外科学
キーワード:
腸間膜原発悪性リンパ腫
,
腹部CT検査
Keyword:
腸間膜原発悪性リンパ腫
,
腹部CT検査
pp.113-116
発行日 2006年1月20日
Published Date 2006/1/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407100342
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はじめに
腸間膜原発の悪性リンパ腫は全悪性リンパ腫の0.12%と比較的稀な病態である1).また,その多くは腹部腫瘤の自覚で発見される.
今回,われわれは他疾患に対する検査中に腹部CT検査で発見し得た,比較的早期の腸間膜悪性リンパ腫を経験した.組織型診断のための生検を行う過程で興味深い知見が得られたので,文献的考察を加えて報告する.
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