Japanese
English
特集 自動吻合器・縫合器による消化管再建の標準手技と応用
腸切除後の機能的端々吻合法
Functional end to end anastomosis following bowel resection
長谷川 博俊
1
,
西堀 英樹
1
,
石井 良幸
1
,
遠藤 高志
1
,
似鳥 修弘
1
,
岡林 剛史
1
,
浅原 史卓
1
,
鶴田 雅士
1
,
北島 政樹
1
Hirotoshi Hasegawa
1
1慶應義塾大学医学部外科
キーワード:
機能的端々吻合
,
腸切除
Keyword:
機能的端々吻合
,
腸切除
pp.1263-1268
発行日 2005年10月20日
Published Date 2005/10/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407100273
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要旨:大腸外科においては,直腸・S状結腸切除術後の再建は,超低位での経肛門吻合を除いて,器械吻合を行う外科医が多数となった.さらに,より口側の結腸結腸吻合や結腸小腸,小腸小腸吻合でも自動縫合器を用いた機能的端々吻合(functional end to end anastomosis:FEEA)を行う外科医が増えている.器械吻合は,ちょっとしたコツさえ会得すれば誰にでも素早く簡単にできる安全な吻合法である.悪性疾患に対する腸切除術後のFEEAには,保険上最大4個の自動縫合器加算が認められており,今後ますます普及していくであろう.
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