特集 癌治療のプロトコール2005-2006
Ⅷ.甲状腺癌治療のプロトコール
あかね会土谷総合病院外科・他
杉野 圭三
1
,
矢野 将嗣
1
,
西原 雅浩
1
,
番匠谷 将孝
1
,
矢野 健次
1
,
川口 康夫
2
,
岡本 英樹
3
,
浅原 利正
3
1あかね会土谷総合病院外科
2独立行政法人国立病院機構東広島医療センター外科
3広島大学大学院医歯学総合研究科先進医療開発科学講座外科学
pp.251-257
発行日 2005年10月22日
Published Date 2005/10/22
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407100231
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はじめに
甲状腺癌の治療に関しては諸外国の間で意見の相違が激しく,コンセンサスが得られていないのが実情である.国内の各施設においても治療方針にかなりの開きがある1).甲状腺癌のすべてについて記述するのは誌面の都合上限界があるため,本稿では分化型甲状腺癌を中心とし,未分化癌については治療のポイントのみ簡潔に述べる.
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