病院めぐり
桑名市民病院外科
木下 恒材
1
1桑名市民病院外科
pp.1041
発行日 2005年8月20日
Published Date 2005/8/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407100167
- 有料閲覧
- 文献概要
桑名市は三重県の北方に位置し,平成16年12月6日に桑名市と桑名郡多度町,長島町が合併して人口約13万5千人の新「桑名市」として誕生しました.桑名市は古くは東海道の宿場町と七里の渡しの港町であり,伊勢路の玄関口として賑わいました.名古屋から25km圏に位置しており,ベッドタウンとして宅地開発が進み,旧長島町には全国的に有名な総合レジャーランドがあります.
桑名市民病院は昭和41年4月25日に開院し,現在は16診療科,234床の総合病院で地域の基幹病院の1つとして診療に励んでいます.当院は日本外科学会専門医制度修練施設,日本消化器外科学会専門医修練施設,日本大腸肛門病学会専門医修練施設,日本静脈経腸栄養学会栄養サポートチーム専門療法士認定教育施設ならびに栄養サポートチーム(NST)稼動施設,マンモグラフィー(乳房撮影)検診認定施設となっています.当院の病院理念として,(1)医療は「患者様とともに始まり,患者様とともにあって,患者様とともに終わる」という行動理念を持つべし,(2)いかにして良質の医療が提供できるかについて研鑽を重ねる知的集団であるべし,(3)公務員として,医療を通じて地域に貢献することに情熱を抱く集団であるべし,を挙げています.
Copyright © 2005, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.