「脳と神経」への手紙
アルツハイマー型痴呆診断の点眼試験の当院における検討結果
笠間 睦
1
1津生協病院脳神経外科
pp.777
発行日 1996年8月1日
Published Date 1996/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1406900993
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痴呆症を心配して脳ドックなどを受診する患者が増加しつつあるが,このような場合の診断,治療は脳ドックに残された大きな課題のひとつである。当院では痴呆の鑑別診断に1994年12月より点眼試験をとり入れており,痴呆の病型別の治療効果も検討している。
点眼試験は1994年11月SCIENCE1)で報告されたものであり,アルツハイマー病の早期診断に有用ではないかと期待されているものである。
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