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海外文献抄録
外傷性てんかんを有する第二次大戦軍人の運命,他
The fate of world war II veterans with posttraumatic seizures: alker AE and Blumer D/Arch Neurol 46: 23-26, 1989
大友 英一
1
1浴風会病院
pp.426-427
発行日 1989年4月1日
Published Date 1989/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1406206305
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第二次世界大戦での頭部外傷のため1回以上けいれん発作を有する退役軍人の経過について検討した。これらは戦争による頭部外傷後のてんかんを治療するために作られたFraminghamのCushing General Hospitalのてんかんセンターで神経学的所見,脳波その他詳細な検査を受け,通常使用されている抗けいれん剤の投与を受けた例である。
対象は244例である。このうち110例は死亡した。 外傷の最初の10年間で感染症,全身的疾患あるいは精神疾患,てんかん重積状態などで死亡した例以外では,死因は同年齢の一般人口におけるものと同じであった。
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