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特集 大脳誘発電位研究の現況
聴覚脳幹誘発電位
Auditory Brainstem Responses
橋本 勲
1
Isao Hashimoto
1
1東京都立府中病院脳神経外科
1Tokyo Metropolitan Hospital of Fuchu
pp.871-887
発行日 1985年9月1日
Published Date 1985/9/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1406205576
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聴覚脳幹反応（Auditory brainstem response,ABR）の最初の記録（Jewett,1970）からすでに15年，最初の臨床応用の報告（Starr ＆ Achor,1975）から10年が経過した。この間ABRに関する基礎的研究と臨床応用の報告が毎年指数関数的に増加し，特にここ数年間の増加が著しい。
本稿ではこれらの最近の論文から現在最もcontro—versialな問題をとり上げて概説する。
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