書評
Clinical Neurosurgery (Vol.22)—Proceedings of the Congress of Neurological Surgeons (1974)
佐野 圭司
1
1東大脳神経外科
pp.555
発行日 1976年6月1日
Published Date 1976/6/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1406203893
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本書は例によってCongress of Neuroiogical Surge—onsの講演をまとめたものである。1974年Vancouverで行なわれた本学会のhonored guestはDuke大学の脳神経外科教授Guy L.Odomで現在米国でもっともinfluentialな大家の一人であり,また会長はOdomの弟子でEmory大学の教授であるGeorge T.Tindallであった。この両教授とも筆者には親交があるのでなつかしく思われる。
巻頭のTindallの会長演説は脳神経外科医の教育の生涯にわたることを説いたものであるが,そのしめくくりに,Conan Doyleが「赤輪党(the adventure of thered circle)」の中でSheriock Hoimesに吐かせた言葉を引用しているが,これがそのままかれの演説を代表しているといえよう。"Education never ends, Watson. Itis a series of iessons with the greatest for the last."
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