Japanese
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特集 知能とその障害
小児科学の立場から・2
性染色体異常の知能障害
Intellectual Capacity in Sex Chromosome Abnormalities
長畑 正道
1
Masamichi Nagahata
1
1東京大学医学部小児科
1Dept. of Pediatrics, Faculty of Med. Univ. of Tokyo
pp.744-746
発行日 1964年9月1日
Published Date 1964/9/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1406201701
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常染色体異常ではほとんど全例に知能障害がみられるが,性染色体異常では精神薄弱の頻度が高いとはいえ,正常の知能を有する例が少なくない。そこで性染色体異常のうちKlinefelter症候群およびTurner症候群について脳波検査を行ない,知能検査の所見と対比しつつ,性染色体異常の知能障害について二,三の検討を加えた。
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