学会抄録
第53回 精神神経学会総会組織病理懇話会
王丸
,
諏訪 望
1
,
飯塚 礼二
1
,
竹田 保
1
,
本間 均
1
,
川村 幸次郞
1
,
伊藤 正雄
2
,
辻山 義光
3,14
,
露木 新作
3,7
,
高畑 直彦
1
,
松岡 龍典
4
,
吉田 和夫
5
,
加藤 精彦
6
,
花山 隆吉
6
,
鈴木 幸雄
7
,
武谷 止孝
2
,
高松 勇雄
2
,
野村 博
8
,
市川 康夫
9
,
菅場 德子
10
,
上田 治
11
,
太田 幸雄
12
,
前田 昭夫
12
,
水島 節雄
13
,
箱崎 聡一
15,16
1北大精神
2九大精神科
3慶大神経科
4京大精神科
5名市大精神科
6太田病院
7慈雲堂病院
8神奈川県立芹香院
9横浜市大神経科
10東北大神経精神
11京大精神
12大阪市大精神
13国立武蔵療養所
14慶応義塾大学医学部神経科
15福島県立若松精神病院
16新潟大学精神経科
pp.472-478
発行日 1957年7月1日
Published Date 1957/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1406200594
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〔第1題〕特異な組織病理学的所見を示した脳炎の2例
〔其の1〕
臨床経過:27歳男子。2年半前より結核性腹膜炎にて治療中,1年半位前より眩暈,嘔吐あり,次いで右動眼神経麻痺あり,1年程前にはこれに項部痛,四肢運動障碍及び知覚障碍(いずれも右半身に強度),嚥下困難,構音障碍,排尿困難が加わつた。一度軽快したが7箇月程前より再び増悪,情動失禁,強迫笑等あり,意識障碍高度となり球麻痺症状増悪にて死亡。脳脊髄液には蛋白増加以外著変はない。
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