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第6回 日本腦・神經外科研究會演説抄録
金原 種男
1
,
小堀 董
2
,
土井 正一
2
,
藤森 聞一
3
,
渡部 美種
4
,
加藤 曄
4
,
竹內 實
4
,
竹內 藤吉
5
,
德岡 俊次
6
,
齋藤 瑞郞
7
,
吉田 一次
8
,
中川 秀三
9
1印刷廳東京病院神經科
2岡山醫大陣内外科
3國立東京第二病院生理科
4國立東京第二病院外科
5三重醫科大學外科
6京都大學醫學部外科學教室第1講座
7大阪大學醫學部整形外科教室
8阪大第二外科
9札幌醫科大學神經科
pp.244-245
発行日 1951年7月1日
Published Date 1951/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1406200215
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- 文献概要
〔1〕インシユリンの吃逆及嚏發作への應用
寮生活をしている女子,長く續く吃逆發作が起り,(1例は100日以上),誌されている多種の治療法を行つても止らず,遂には患者の希望もあり,神經捻挫術一切斷術迄行つたが,充分な効果が得られなかつた。インシユリン大量療法を施した所,1例は頓挫,1例は輕快した。そこで他の例にも試み,昨年7月から本年9月迄計4人6回の吃逆發作と,1例の嚏發作とに施した所,注射によつて眠るに至ると奏効した。
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