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第4回日本腦・神經外科研究會演説抄録
内藤 隆吉
1
,
伊藤 博治
1
,
桂 重次
2
,
鈴木 稔
3
,
竹林 弘
4
,
平澤 興
5
,
上田 郁郞
6
,
淺野 芳登
7
,
所 安夫
8
,
齋藤 眞
9
,
田中 憲二
10,16
,
前田 美行
11
,
陣內 傳之助
12
,
光野 孝雄
13
,
中島 龍雄
14
,
淸水 健太郞
15
,
中島 喜敏
15
,
木村 正
15
,
大上 廣司
16
,
舟地 貞德
16
,
兼松 武雄
11
,
中田 瑞穗
17
,
紺野 義重
18
,
古澤 淸明
1
,
吉田 信夫
19
,
黑羽 武
20
,
牛島 宥
21
,
荒木 千里
7
,
武井 虎之助
8
,
渡辺 三喜男
7
,
三輪 哲郞
8
,
工藤 達之
22
,
石森 彰次
22
,
三河内 薰丸
22
,
藤原 欣哉
23
1名大斎藤外科
2東北大学
3名古屋黒田病院
4阪大第二外科
5京大解剖
6稻沢病院
7京大第一外科
8東医大病理
9名大外科
10順天堂外科
11岡山医大陣内外科
12岡山医大
13九大友田外科
14金沢医大久留外科
15東大清水外科
16順天堂医大外科
17新潟医大
18名大臨床病理
19東北大学桂外科
20東北大学病理
21名大病理
22慶大外科
23下谷病院外科
pp.173-177
発行日 1950年5月1日
Published Date 1950/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1406200114
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〔13〕嚢虫症に依るJackson氏癲癇の開頭術の1治驗例
患者は36歳の男子で既住に満州に15年,シベリヤに3年住み,8年前に有釣條虫症に罹患している.右拇指より始まるJackson氏癲癇で1日1囘の発作がある.
この患者に対して竹林氏の所謂「極置換クロナキシー」及び「カルヂアゾール」の漸注法に依り第四領野に焦点があることを推測し,開頭術を行い,推測通りに2個の嚢虫を発見し,之を剔出したら,その瞬間から右前膊より末梢に運動性麻痺が來り,1週後には恢復した.
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