齊藤 眞教授 追悼記
名古屋大學教授齋藤眞博士の思い出
勝沼 精藏
1
Katsunuma, Seizo
1
1名古屋大學
1Nagoya Univ.
pp.49-51
発行日 1950年3月1日
Published Date 1950/3/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1406200091
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頑健鐡の如き齋藤眞教授が僅か2,3日の病臥で生木の倒るゝが如く他界せられたのは國の内外を問わず死を知るものは等しく驚愕したであろうと共に惜みてもあまりある損失であると思つたことであろう。
私は30有餘年間本學の前身の草分時代から共に手をとつて荊の道をあるいてきた1人として茲に氏の勝れた學勳の一端を思出づるまゝに辿つて見たいと思う。
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