Japanese
English
特集 ひきこもりの理解と支援
家族の立場から
Understanding and Support for Hikikomori: From a Family Member's Perspective
伊藤 正俊
1
Masatoshi Ito
1
1KHJ全国ひきこもり家族会連合会
1National Federation of Withdrawal Family Associations, Tokyo, Japan
キーワード:
ひきこもり
,
Hikikomori
,
家族会
,
family association
,
ウェル・ビーイング
,
Well being
Keyword:
ひきこもり
,
Hikikomori
,
家族会
,
family association
,
ウェル・ビーイング
,
Well being
pp.1539-1544
発行日 2022年11月15日
Published Date 2022/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1405206786
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抄録 「ひきこもり」は多様な生き方の選択肢のひとつと捉えることから始めないと,ひきこもりへの理解がなかなか進むことにならないのではないかと考える。
「人」と言う生き物をどのように解釈することが肝要なのかから始めないと,「多様性」への理解が進まないことになる。
多様性への理解が進まないために,経済的に豊かになり,めまぐるしく変わり複雑になる情報が溢れている社会で,人々が「生きづらさ」を感じるのは当然である。
本稿では,「家族の立場」から,これからの社会を考えた時,何がどのようになって,これからの社会がどのようになっていくことが,ひきこもりの人が生きづらさを感じないで生きていけるのかを,考え提言した。私たち家族会は,すべての国民が安心して暮らせる社会になることが大事な視点と考え活動している.
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