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特集 Withコロナ時代の精神医学教育の進歩—卒前教育から生涯教育まで
医学生に提供することが望ましい精神医学教育の模索
Search for Psychiatric Education that should be Provided to Medical Students
市来 真彦
1,2
Masahiko Ichiki
1,2
1東京医科大学学生・職員健康サポートセンター
2東京医科大学精神医学分野
1Student and Staff Health Support Center, Tokyo Medical University, Tokyo, Japan
2Department of Psychiatry, Tokyo Medical University
キーワード:
アクティブラーニング
,
active learning
,
グループワーク
,
group work
,
eポートフォリオ
,
e-portfolio
,
精神科OSCE
,
psychiatric medical interview
Keyword:
アクティブラーニング
,
active learning
,
グループワーク
,
group work
,
eポートフォリオ
,
e-portfolio
,
精神科OSCE
,
psychiatric medical interview
pp.957-966
発行日 2022年7月15日
Published Date 2022/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1405206692
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抄録 精神医学は今やすべての医療者にとって生涯にわたって学ぶことが求められる時代になっている。しかし精神医学に苦手意識を持つ学生は少なくなく,また,一般的に精神疾患に対しては偏見をもつ人が多く,将来精神科医にならない学生にとっては,学生時代の学習が精神科に対する一生のイメージを決めてしまうと言うこともできるだろう。東京医科大学精神医学分野(メンタルヘルス科)では「精神科医になるわけではない多くの学生を意識して,精神疾患に対する偏見があればそれを減じ,履修後には精神医学に生涯関心をもてるように提供されること」を目標に,2015年より教育体制の見直しを図り,屋根瓦式を根幹とする五重塔を意識した5層の教育プログラムを構築した。本稿ではその中から医学生の精神医学教育のツールとスキル(アクティブラーニング,グループワーク,eポートフォリオ,精神科OSCE)の実際を紹介してみたい。
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